2026/03/14 12:14
「連続秒針の逆回転改造方法を教えて欲しい」というご要望をいただきました。
ステップ秒針の逆回転改造のようにステーターをひっくり返しても逆回転しないところまではチャレンジしたようですので、連続秒針特有の歯車の問題について説明したいと思います。
連続秒針の歯車には逆回転防止のロック歯形が使われていますので、その形状を除去する必要があります。

実際に逆回転改造してみます。
今回使用した時計はニトリ製【静音秒針掛け置き兼用時計 26QWW FR885 ¥999-】です。
メーカーによっては歯車の形状が違いますが基本的な構造はほぼ同じです。
連続秒針ローター
(12時、6時方向に凸部あり。メーカーによっては4か所のものもあります)

この凸部をカッターなどで削ぎ落す必要があります。
改造ローター

私が現在できることはここまでです。
よく見ていただけばわかりますが、ローター歯車およびそれに噛み合う歯車の形状そのものが逆回転しにくい形状ですので、二つの歯車を新規に作らない限りは完全な逆回転時計はできません。
連続秒針の特性上、駆動パルスが短く、ロータの挙動が不安定ですので、回転方向が定まりません。
10回電池を出し入れしてみましたが、正回転が5回、逆回転が5回ですので成功率は50%でした。
正回転してしまった場合は電池を取り外し、逆回転するまで出し入れしてください。
一度逆回転しますと、そのままの回転方向を維持します。
ガラスが無い場合はこの動画のように秒針の動きを止めることで回転方向を変えることもできます。
