2021/06/13 21:47
皆様。
大変無沙汰しておりました。
家業の米農家としての作業がひと段落しましたので、また時計に本腰を入れて取り組みたいと思います。
さて、今回は「デジタル腕時計で面白いことができないかなあ」と思ってしまったのでなんかやってみます。
まずはダイソーさんで腕時計を購入しました。
精度は抜きにしても、税込み110円とは恐れ入ります。
早速分解してみましょう。
精密ドライバー(今じゃ税込み110円でダイソーさんで買えます)で4か所のネジを緩めて裏蓋を取り外します。
あら懐かしい。ガラエポ基板です。
基板もケースにネジ止めされていますので外します。
液晶モジュールです。
実にシンプルな構造。
回路基板と液晶パネルはゼブラゴムでの導通です。
この構造が懐かしい。
以前、携帯電話の液晶モジュール製造にも携わりましたので、基盤と液晶パネスの接合に使われるACF(異方性導電膜)を知った時に「なんて素晴らしい発明なんだ!」と感動したのを思い出します。
ひっくり返してみたりして、なんかできんかなと考えていたら思いつきました。
偏光板を剝がしちゃいます。
それから組み立てます。
すると、、、表示が見えないデジタル腕時計の完成です。
写真では偏光板を通した所だけが読み取れる状態です。
偏光サングラスをかけている人だけが読み取れる腕時計ができあがりました。
夏休みの工作(今あるのかな?)にでもどうですか?